2012年11月3日土曜日

民主党よ 不信を買わず、もっとまとまることが出来ないか

民主党本部

民主党よ 不信を買うことばかりやらずに、もっとまとまれないか。このまま選挙にでもなり惨敗では2009年の政権交代が何だったのかと言うことになり、一抹の期待を込めた者にとってもやりきれない気持ちだ。そもそも野合政党だったから大事な時に意見が違い政権与党としてのまとまりを欠き、これが政治に混乱を招いている。

当時与党だった自民党の失点、官僚の好き勝手の横暴さから、「この辺で一時政権交代でもしてみるか」という政治の流れで民主党政権が生まれた。

当然、マニフェストも急ごしらえで、野党生活が長く行政情報も入りにくい環境にあったとは言え、小沢さんというカリスマ政治家に導かれ国民が飛びつきそうな政治課題が羅列された。

基本的には反自民の立場でのマニフェストだった。

マニフェスト作成に携わった議員の話でも、財源確保には問題があったそうだ。「210兆円もある国家予算だから10%位は何とかなる」という安易な考えが躓きの始まりだったようだが、「本当に財源がないのか、まだ無駄があるのではないか、仕組みを変えれば捻出されるはずなのか」、未だ結論は出ていない。

おまけに、財政再建、社会保障の一体改革で消費税増税をやってしまった。もちろん経済条項があるのでGO判断は来年の中頃だ。野田総理は消費税8%移行に躍起になっているが、難しそうだ。そのときは野田政権ではなくなっているし、民主党だってどの程度の議席を確保しているか。

自民党と堂々と戦うためにも、不信を招く政治から離れ、もっと党内的にもまとまった体制が出来ないのか。

消費税増税、マニフェスト問題から来る離党予備軍と称される民主党議員は立場をはっきりすべきだ。政権には反対だが、民主党にいた方がまだ安心では都合が良すぎないか。

民主党にあって、閣僚、執行部を始め現政権の足を引っ張る行動は慎むべきだ。そして民主党の立ち位置をはっきりさせるべきだ。

もう少しすっきりした民主党で国民の審判を仰ぐことが出来ないのか。

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