2012年11月8日木曜日

民主党・中道/中庸路線問題:リベラルでもなく、保守でもなくバランスのある政治を


民主党が中道か、中庸かの路線問題で揺れているが、もう民主党政権は終わるのだから、どちらでも良いと思うがリベラルでもなく保守でもなく、バランス感覚のある政治をしたらどうか。民主党は1998年の民主党統一大会で、市場万能主義と福祉至上主義の対決を乗り越えた「民主中道」の新しい道を創造ずると謳った。

それから11年後の2009年の衆院選でのマニフェストで政権交代を勝ち取った(?)。が、その時のマニフェストを総括した結果、民主党は全面謝罪するという。

そして、次期衆院選に向けた政権公約で結党時の「中道路線」に帰り、新しい活路を見いだそうとしているのだろう。

その中道の主要ポイントが、社会保障における「共生」、外交・安全保障における「専守防衛」、エネルギー政策における「2030年代の原発ゼロ」だという(読売新聞2012.11.7)。

自民党の安倍総裁、第三極の石原さんが憲法改正など右派色を強めている事に対する中道指向であると思うが、今の時期ピリッとしない理念が受けるかどうかは分からない。極論すれば、中道だろうが、中庸だろうがどちらでもいいからバランスのある現実路線での政治をやるべきではないか。

そして新しい理念を掲げて、一日でも早く国民に信を問うたらどうか

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