2015年10月10日土曜日

小渕議員・元秘書2人有罪:「説明責任を果たせ」と言われても果たせない理由が

小渕議員の2人の元秘書が3億円に上る政治資金の虚偽記載で執行猶予付きの有罪判決を受けた。1年前に事件が発覚したとき「説明責任を果たす」と言ったのは逃げ口上だったのか、未だ果たされていない。公の場では果たせない何かがあるのだろう。

検察は早い時期に家宅捜索したので「やる気」を感じた。私も大澤県知事と折田さんの関係もあるから群馬県政を揺るがす疑獄事件にでも発展するのかと思っていた。

ところが、パソコンのHDがドリルで破壊され復元できない状態で見つかったというのだから驚きだ。日常の伝票以外に重要な資料が含まれていたのだろう。

裁判では検察、弁護双方で提出した証拠、資料、証人に基づき審理されるので法廷に出されていない事実、疑惑(?)は不問にされる。だからドリルで破壊されればなかったことになるのだ。

小渕議員本人も「知らなかった」を押し通せば責任回避できる。弁護士もそうアドバイスしているはずだ。

小渕さん本人も沈黙しているには理由があるはずだ。こんな事件は早期に、疑惑が増えない間に説明責任を果たせば良かったが、ドンドンエスカレートしてくると説明も苦しくなる。

説明できない何かがあるのだ。

そしてこのままダンマリを押し通し、再び脚光を浴びる場に登場しなければ忘れられるものだ。おまけに群馬5区は田舎の選挙区で小渕ブランドは大きな力だ。


後援会がしっかり支援を続ければ当選を続けるだろう。しかし、国民全体の代表者ではなく群馬5区の一部の利権者のための代表に成り下がるが。

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