民進党から議員の離脱が続く。讀賣新聞都民調査では政党支持率はたったの2%だった「都民ファーストの会」へ走り者もいれば、長島元防衛副大臣のように要職にありながら共産党との共闘に反対して離党だ。
もう既に7人が離党し、長島さんは何処に行くのか。下村自民党副幹事長が「歓迎する」とコメントしていた。でも長島さんは民進党都連幹事長だ。自分の責任を自覚すれば離党に戸惑いもあるだろうが、民進党は除籍処分という。
都民調査では「都議選でどの政党に投票するか」との設問で20%の人が「都民ファーストの会」と答えていた。長島さんも自分の事を考えれば自民党か「都民ファーストの会」に軸足を置いた方がいいのだろう。
それにしてもだらしない民進党だ。それぞれが責任を持った政党帰属意識を持ってほしいものだ。そうしなければ支持した人たちは困るだろう。勿論、予め支持者には説明して了解を取っての行為と思うが。
11日の讀賣新聞「欠く求心力 迫る触手」を見ると、140人程度の民進党員が10~25人の11グループ(馬淵さんの5人を入れると12)に細分化している。複数に顔を出している議員もいるようだ。
それが憲法改正、野党共闘、執行部に不満など意思の統一がされていない。だから肝心の政策論になると政権トップから不一致を指摘される。
民進党員は政党を渡り歩いた者ばかりだから政党を変えることなど抵抗はないのだろう。「自分の選挙区で生き残りをかけるとすればどうするか」で考えているのだ。
メデイアの世論調査で、安倍「内閣を支持する理由」を問われ、「他の政権よりマシだから」が高率だ。民進党政権時の不手際が選挙民の頭から離れないのだろう。
民進党は保守系と革新系とで解党すれば良いのではないかと思ったが革新系も45人ぐらいいる。簡単にはいかないのだろう、最近ギクシャクしている連合の票も見逃せない。
自民党に次ぐ第二党としての立場をどう確保していくか。政党支持率6%では心許ない。
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