軟らかくしっとり感の阿闍梨餅 digistyle 京都より |
あの京都・満月の生菓子「阿闍梨餅」が丹波大納言小豆の量不足で水曜日店を休むと言うのだ。なつかし阿闍梨餅のニュースを見て驚いた。丁度55年前、京大生の時に百万遍から出町柳に帰る途中で和菓子店「満月」があった。
当時は道路端で古い店作りのお菓子屋さんだった。確か、今にも潰そうな店構えでウィンドウにそれとなく阿闍梨餅が並べてあったような気がする。
「阿闍梨とは何か」というような説明がされていた。私も阿闍梨は比叡山の高僧のこととは知っていたが、和菓子の形が千日回峰の時に被る笠とは知らなかった。
当時1ついくらかは忘れたが、2つ買って食べながら駅に向かったことを覚えている。
軟らかくしっとりした生菓子だ。ポロポロクズが落ちないし、かといって軟らかすぎない。中の粒あんもおいしかった。
その地元で取れる小豆が量的に不足しているのだ。北海道産だってあるだろうと思うのだが地元産に凝っているのだ。
ネットで阿闍梨餅の写真を見たが、軟らかくしっとり感が出ているのには驚く。
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