女子アナの評価はどうやって出来てくるのか。テレビ局が作り上げた人物像に乗っかっているだけなのではないか。どういう採用基準で決まったのか知らないが、とびっきりの美人から普通のお姉さんまで幅広い女子アナが芸能人とのバラエティー番組、情報番組、報道番組を担当する。
ニュース番組を見ていても今までの女性アナウンサーが番組編成で替わると、しばらく落ち着かない感じがするが、それだけ女性アナウンサーの存在は大きい。
でも女性アナの人物像は自社に有利にし出演番組で視聴率を上げる作戦でテレビ局が人物像を作り上げているのではないか。それに芸能記者やジャーナリストが乗っかっている。
所謂、一般の企業が自社製品の特徴を出すために努力しているのと同じではないか。ところがそんな苦労して育てた女子アナも30過ぎるとその先が大変らしい。女子アナ残酷物語になる場合もあるという。
最近、タブロイド判や芸能ニュースで元フジテレビの女子アナの「カトパン」こと加藤綾子さんがフジを退社し1年の解禁が過ぎ、仕事のオファーが沢山飛び込んでくることを期待していたが、オファーがほとんどないという。
本人も自分は相当人気があると誤解していたのだ。フジを退社する噂が流れるとフジテレビの社長が引き留めたというニュースが流れる。社運をかけた出来事のようだった。
ところが私は加藤さんの出ていた番組を見たことがないが、最近スマホのCMで見かけた。髪が長くて顔がはっきりしなかったが加藤さんに間違いない。暗い中でスマホで写真を撮るシーン、3人の女性と笑いながら歩くシーンだったと思うが、余り印象に残らなかった。
これではオファーは少ないだろう。
更にフジテレビでの名前が強すぎてフジ以外でのフリー・アナウンサーなんて企業イメージが怖くて使えないのではないか。会社とはほどほどに付き合うべきか。
私だって女子アナのエピソードは週刊誌の報道で知っている。
フジテレビの女子アナで「旧中山道」を「一日中山道」と読んだ話は有名だが、その女子アナはクイズ番組で漢字をよく知っていた。おかしいと思っていたら、「実は「他の人」のエピソードを自分のものにされた」と述懐していた。
タレントとの不倫がばれて一旦降板したが、復活できた女子アナ、NHKからフジに移った女性アナウンサーが会長に見初められて結婚、「商品に手をつけた」と批判されたこともあった。
学生時代高級クラブで働いていたことを申告したら採用を取り消されたとして裁判を起こし日テレと争ったが和解し、就職できた女子アナもいた。1番名を馳せた女子アナだったが周りは腫れ物に触る感じで今はパットしない。後輩に追い越されているようだ。
それに反してNHKの女性アナウンサーは安定している。女子アナベスト10にも名を連ねるというからおもしろい。安定しているので番組も安心してみることが出来るが、女性アナウンサーが担当を替わると番組になれるまでチョット時間がかかる。それだけ女子アナの存在は重要なのだ。
女子アナ残酷物語にならぬよう、テレビ局は育て方に工夫が必要だ。
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