どうする北朝鮮？：アメリカは原子力空母二隻で向いてくれたが

北朝鮮が望むアメリカとの直接協議は、アメリカが今回二隻の空母で向いてくれたが、北朝鮮はこれからどう出るのか。原子力空母「カールビンソン」、「ドナルド・レーガン」それに揚陸艦など朝鮮半島に向う警戒、威圧行為を行っている。これに原子力潜水艦も行動しているはずだ。

北朝鮮の持つカードは核実験、核弾頭装備のＩＣＢＭ弾道ミサイル実験があるがそれぞれ中国、アメリカのメンツの問題がありレッドゾーンを越えるらしい。

化学兵器サリン攻撃でサダト政権が多数の死者を出した事でトランプ大統領はシリアに向けミサイル攻撃で単独行動に出た。オバマ前政権に較べて強硬手段に出たことで、次は北朝鮮が標的になるとどのくらいの人が想像出来たか。

北朝鮮だってアメリカは強硬手段には出ないと鷹を食っての国際協定違反行為を繰り返していたのだから今回は驚いているのではないか。

米中会談の最中のシリア攻撃だ。北朝鮮問題で中国を牽制する意味は大きい。中国がやらなければアメリカがやると言うことだ。

トランプ大統領は、大統領選中には北朝鮮との対話に言及していたのだから思い切った方向転換だ。

日本はどうなるか。

空母「ドナルド・レーガン」は日本を基地にしている。恐らく後方支援の任務を要求されるのではないか。

でも今まで中国の漁船、公船による頻繁な尖閣諸島領海侵犯が繰り返されていたが、アメリカ空母の存在で違法行為は中断するのではないか。ニュースがないから分からないが。

一方、安倍政権は即座にアメリカを支持した事により、サダト政権側のロシアに刃向かうことになった。気になるのが２７日からの安倍総理のロシア訪問だ。こちらはキャンセルになった方がいいのではないか。日本からカネをせびられている外交なのだから。

韓国もここに来て大統領選の文氏ｖｓ安氏で安氏の支持が上回ってきた。北に融和する姿勢の文氏に嫌気がしたのだ。

ますます朝鮮半島から目が離せなくなってきた。何時も騒いでないと忘れられる存在の小国だ。核実験、ミサイル開発を放棄したら金王朝は崩壊すると思っているのだ。迷惑な指導者だ。