森友学園疑惑事件は野党の追求も籠池前理事長サイドの証言と安倍総理夫妻の証言の食い違いでその真相は霧の中の感じになってきたが、安倍政権の規制緩和疑獄事件として登録し、風化させてはならない。
以前から規制緩和、規制改革には既得権益者、官僚機構、政治家の危うい動きは付き物だった。郵政民営化では「かんぽの宿」が規制改革会議(?)トップを務める宮内さん率いるオリックスが一括払い下げして政治問題化し当時の総務相の鳩山さんがクレームを付け大問題になった事がある。
民営化の動きを察知し、安く払い下げを受け自分のグループに寄与させる行動は、利権誘導で許されるものではない。
今回の森友学園疑惑事件も政治家、官僚、安倍総理の人脈に関わる右翼の人物の利得権益の行動であった。
安倍総理に近い人物、籠池元理事長、規制緩和で条件を緩和した小学校設置申請、事業に必要な国有地の払い下げ、おまけに土地にゴミが混入していると言うことで格安の払い下げ、事業推進に安倍総理、昭恵夫人の名前を使ったための役人の忖度など疑惑事件の条件を全て整えていた。
安倍総理が進める経済政策のアベノミクスも第1の矢は折れ、第2の矢も財政健全化では効果も薄く、頼みの第3の矢の規制緩和も成長分野で上がっていたが民間企業の動きは鈍かった。
目玉政策がなかったと思っていたら森友学園の疑惑が出て来たのだ。加計学園と共に安倍人脈が絡んでいた。
明らかに安倍総理夫妻が絡む大疑獄事件なのだ。ロッキード事件をもじってアッキ-ド事件と国会審議で自由党の山本さんが言っていたのには驚いたものだ。
今後の審議がどうなるか、大阪地検特捜部が告発を受理したという。自民党は偽証罪で籠池さんを告発すると言うが、昭恵夫人の証人喚問は頑なに否定している。裁判にでもなれば昭恵夫人の証人出廷もあると思うが、どう考えているのか。
真相究明よりそれを妨害する動きだ。あくまでも安倍自民党を守ろうとする。
我々国民、メデイアは風化させず、安倍政権での「森友学園・規制緩和疑獄事件」として規制緩和が話題になる度に思い出すべきではないか。
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2017.3.30掲載
森友学園際記事県の真相(2):これが規制緩和の実体ではないか
yamotojapan.blogspot.jp/2017/03/blog-post_18.html
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