2017年4月6日木曜日

続く北朝鮮のミサイル発射:北が望んでいるのは「米国との二国間交渉」なのだが

北朝鮮の核実験、ミサイル発射の挑発行為が続いているが、彼らが望んでいるのは「米国との二国間交渉」で交渉内容は別として、トランプ大統領の言う二国間交渉そのものではないか。

また、北朝鮮が東海岸の新浦からミサイルを発射、高度189km、距離60kmで実験の成功か、失敗か、目的は何かが解説されているが、情報は全て北朝鮮の上層部にはツウツウで、「失敗」と言われれば「次の実験を急げ」、「成功」と言われれば「次は何をするか」の繰り返しだ。

近隣国は北朝鮮の挑発に振り回されている格好だが、各国の事情もマチマチだ。日本は国連安保理決議に反すると強く抗議するが、頼りは米国トランプ大統領だ。6日早朝も電話会談したと記者の囲み会見に応じた。

トランプ大統領は、7日の米中会談での牽制も含めて「中国がやらなければ我々がやる」と中国への働きかけを強要した。確かに中国の動きは複雑だが、国境を接する中国にとっては混乱後の脱北者が流れ込む事態も考えなければならないのだろう。

北朝鮮と関係する企業への圧力も強めるという。

前の主席が「北朝鮮のような小さな国は、何かしていないと忘れられる」と言ったことがあるが迷惑な話だ。だだっ子のような行為を世界は認めるわけがない。

挑発行為の度に解説付きで報道するのは止めて、事実だけを伝えたらどうか。メデイアが問題をエスカレートしていないのか。世界の反応がなくなったら更にでっかい挑発行為をするのだろうか。


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