朝日新聞 2017.4.18 |
こんな政治を自民党総裁任期が3期に延長されたために、安倍総理の任期後あと3年続くのか。もっとまともなポスト安倍は出ないのか。
西田参院議員が参院予算委員会で森友学園にゴミの混入した国有地を格安で払い下げた事件について、大阪府の小学校設置認可申請など規制緩和に端を発した大阪府の問題として質問しようとしていたとき、安倍総理から電話がかかってきたという。
安倍総理は「8億円払い下げの「正当性」を質疑を通してうまく説明して欲しい」と言う内容だったと西田さんは言う。
そこで西田さんは想像したという。「憲法改正などで維新の党との関係を庇っている」と忖度し、大阪問題を封印したという。
確か、その時の西田さんの参院予算委員会での質問が、森友学園の理事長を悪者にし、森友学園が小学校を設置運営する資金繰りが立っていないことを追求していた。西田さんは税理士の資格を持っているので経営面で追求したのだろうと思っていたが、朝日新聞(2017.4.18)「首相からの電話 質問を封印」という記事で安倍総理から圧力がかかっていたのだ。
一強独裁政権の安倍総理だから何をやっても文句は出ないのだろう。逆に刃向かうと閣僚などへの登用が遠のく。
菅官房長官も「首相夫人は公人ではなく私人」と説明するが、週刊誌などは私人らしからぬ言動をあからさまにする。昭恵夫人は私人でありながら首相夫人の肩書きを大いに利用して利権を振り回す。
国会審議で官僚は8億円値下げした国有地払い下げを交渉した記録はないという。財務省では毎日多数の文書が作成されるので定期的に自動削除のシステムを作動させているので、もう資料はなくなっていると財務省の佐川理財局長は真顔で、人を食ったような顔で説明するが、そんなシステムは導入されて無く、手動で削除されてもまだ残っている資料はあるはずだと野党議員は追求を緩めない。
安倍総理夫妻にとってはまずい文書なので理財局としては法に違反してでも削除してなくなったことにしたいのだ。
まだ面白いことがあると言う。
国会審議で安倍総理夫人の言動を質問されたとき、安倍総理はムキになってしどろもどろの答弁をしていたが、その答弁は議事録から削除されているのだ。
衆参両院の事務局も安倍総理を忖度し議事録から削除していることになる。
これが民主主義国家の実情とはお笑いだ。
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