2017年4月29日土曜日

26日のNHK「ためしてガッテン」の高速道での4秒ルールは「車間距離を保て」ということか

4月26日のNHKためしてガッテン「謎謎謎交通事故のミステリー、高速道路の深層心理 カギは4秒ルール」を見て感じた。要は4秒ルールとは「車間距離を保て」と言う事だ。100kmで走っている時の安全運転として車間距離を100m保つことは教習所で習った基本だ。

ところが、そう簡単にはいかないのだ。私は630kmを上信越道、長野道、中央道、名神高速、中国道使って実家に帰っていた。二時間半ぐらいで休憩を取ったりするが疲れて眠くなる。一度疲れるとなかなか回復しない。

関越道を高崎~練馬を利用するが3車線でありながら車間距離100mなど確保できない。安全運転のために出来るだけ車間距離を取ろうとするが割り込みが激しくすぐ20m位になる。

自分の車にはドライブレコーダーを積んでいるが割り込みがある度に、激しいシグナルが響き「前方に注意」と警告される。ひどい時はスレスレで入ってくる。

追い越し車線は危ない。渋滞、事故があるのは大体追い越し車線だ。一方、本線側はIC,SA、PAからの進入に注意すれば何とかなる。

相当前に、目的地に早く着くのは追い越し車線側か本線側かという実験をやったテレビ番組があった。結果は本線側が早くつくことが確かめられた。

又、同時に渋滞が始まる実験も披露された。ある大きさの円を数台の車で運転しているとき、全車が車間距離を保ち、一定の速度で走っていれば良いのだが車間距離が詰まり危険を感じて運転手がブレーキをかけると後続車も同じような操作を繰り返すことにより最後の方では渋滞やノロノロ運転になる。20分位で発生した。

だから一定の車間距離で一定の速度で走れば良いが、割り込みなどしてくる速度が落ちて渋滞の要因になる。緩やかな坂道にさしかかるとき、トンネルの入り口など渋滞の原因になる。

だから今は、「これから上り坂、速度に注意」という標識を見る事がある。

ところで、NHKの「ためしてガッテン」の放送内容をネットで確認した。

確かに高速道では安心感から何かを目印に走る傾向にある。だから前の車に引き寄せられ追突したりガードレールに突き当たったりする事故が多い。

番組によると眼の機能として映像をはっきり見る「中心視」、周りの動く状況に敏感な「周辺視」があるらしい。高速道で運転していると流体刺激が多く「周辺視」が疲れてくると動くものが眼に入ってくるのを避けようとし判断力が低下、睡眠状態になるらしい。

私は逆に前ばかり凝視して運転していると疲れるので、周りをキョロキョロする事も大事だと思っていた。それが左右、後方にも注意する事になり安全だと思っていたのだ。

後方を注意することは大事だ。

ブレーキ操作の下手な運転、車間距離を保てない車があれば車線変更で逃げることも出来るし、パトカーにも気がつく事もある。


結論は「車間距離を保て」と言う事だが、なかなか難しいということだ。

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