2017年4月21日金曜日

日本主導のTPP11:安倍総理はメンツをかけて勝算があるのか

アメリカ抜きのTPPへ、11ヶ国を日本が主導することになったようだが安倍政権は何処までやれるか。勝算はあるノか。破綻しそうなアベノミクスの突破口としてTPPを意義づけ、トランプ大統領が離脱を匂わせても無理矢理の国会審議、承認とメンツをかけたが麻生財務相は5月のAPEC会合にあわせTPP閣僚会合で11ヶ国でのTPP11協議を進めるという。

安倍総理は、当初はトランプ大統領を説得する考えだったが離脱は固く、説得を断念した。信頼出来る友ではなかったのだ。

その結果、11ヶ国とはTPP協議に入る一方で、アメリカとは二国間協定を結ぶようだ。整合性がないように思えるがTPP協議入りは、アメリカとの二国間協定内容で厳しい要求にも一時は合意したTPPの限度内に押さえる事も考えているようだ。

しかし、アメリカ抜きはGDPの60%も縮小し経済効果が低くく、発効させるには再交渉も必要でハードルは高い。

安倍総理は自分のメンツのために可能性の低いTPP11に突き進んでいるのか。

0 件のコメント: