今回の地震は日本海東縁部海溝と糸魚川を結ぶ想定線上 に位置し、糸魚川から糸魚川静岡構造線、さらに関東地 方に地震を起こす相模トラフ、南海トラフとも結ばれる 能登半島と佐渡の間の赤×印のところが震源と考えられる 阪神大震災から17年、「大地震足元にリスク」朝日新聞 2012.1.17に筆者が書きこんだ。 |
1月1日の能登半島地震は半島西側の3つの海底活断層が連動し大きな被害を及ぼして、震度1以上の余震が1200回以上も発生している。
そして今度は9日、能登半島と佐渡を結ぶ線上に震源を持つ佐渡地震が17時59分に発生、その時間帯にNHKが頻繁にニュースを流した。何かあるのかと疑問を感じたほどだ。
この付近は重要で危険な箇所なのだ。
日本海の北から日本海東縁部海溝が佐渡付近まで走り、そこから糸魚川までは想定されており糸魚川静岡構造線につながり、富士山付近で相模トラフ、南海トラフに分かれる。いずれも南海トラフ巨大地震、関東大震災の可能性もあるのだ。
その佐渡と糸魚川の想定線上に今回の佐渡地震が発生したのだ。
日本海東遠縁海溝周辺でも1940年積丹半島沖地震M7.5,1993年北海道南西沖地震M7.8,1983年日本海中部地震M7.7,1762年佐渡島地震M7と巨大地震が発生している。
糸魚川静岡構造線断層帯もM8の発生が確率14%と言われ、諏訪湖、松本市付近は要注意なのだ。特に牛伏寺断層を抱える松本市背はM5.4ノ地震が発生している。諏訪湖付近で中央構造線とも交わっている。
日本海側の内陸直下地震には国民は注意が必要なのだ。
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