2024年1月17日水曜日

重大課題は「米国の敵は米国」ばかりでない:「中国の敵は中国、「プーチンの敵はプーチン」も

 先に今年の重大リスクのTOPとして「米国の敵は米国」が上がっていたが、そればかりではない。「中国の敵は中国」、「プーチンの敵はプーチン」もあるのだ。

「米国の敵は米国」ではトランプ前大統領が再出馬するために共和党の候補者選びにトップの座を占めているらしい。トランプ氏が大統領になると「アメリカ第一」で世界で民主政治を守る考えがないのではないか。さらにトランプ流考え方は米国民を真っ二つに分けるほどの威力を発揮しそうで、米国の不安定は世界の安定に大きな障害になっている。

一方、中国はどうか。「習の敵は習」だ。とにかく中国の経済が混とんとしてきた。不動産バブルの崩壊は経済に基礎を揺るがす。年金問題は地方に住む国民には心配事だ。人口も減ってきている。200万人減だという。少子高齢化は日本を追っている。企業も中国外へ移転し、若者の就職難は民主化運動の再来があるかもしれない。閣僚の挙動もおかしい。習体制を維持する適任者がいないのか。一帯一路など新興国の経済援助まどで国の借金は増加傾向だ。

政治、経済でいつ、習体制に不祥事が出てくるか。

そして、ロシアは「プーチンの敵はプーチン」だ。政敵を消している。ウクライナで経済も苦しいと思うが、天然ガス屋農産物は豊富で、自給自足できるか。経済制裁の効果は地方経済では出ているようだが、大都市でははっきりしない。

むしろプーチンの体調不良が言われているが、本当なのか。裸で水に潜るシーンは減ってきたがテレビで見る限り元気そうだ。

米国大統領選、中国の経済動向、プーチンの健康状態が重要な課題になってくるか。




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