1月14日、テレビ番組「風をよむ」でユーラシアグループが8日に発表したという「2024世界のリスクトップ10」が放映され、15日に朝日テレビの「ワイドスクランブル」で池上さんが解説していた。
10項目には中東問題、ウクライナ、ロシア、北朝鮮、イランのならず者国家、重要な鉱物を中国が独占、インフレ、エルニーヨ再来、アメリカの人権問題などが掲げられ、トップに「米国の敵は米国」が入ったという。
確かに今のアメリカはおかしい。民主主義を標榜し、世界の民主政治を守っていたと思っていたが、米国のトランプ氏の存在が米国の世論を真っ二つにする分断が激しさを増したのだ。
トランプ氏は先の大統領選で敗北したがよういにみとめようとしない。選挙制度に疑惑を持ち込んだ。そして抗議に集まった支持者は議事堂に乱入した。トランプ氏は在職中に違反行為を数々やってしまった。
そういうトランプ氏を大統領候補者にできるか、裁判沙汰にもなって来たが、連邦最高裁がどう判断するかが注目されている。共和党支持の判事が多いのだ。
驚くことに、共和党内の候補者ではトランプ氏62%、2位のヘイリー氏12%に大きく引き離している。更にバイデン氏43%に対してトランプ氏は47%で優位なのだ。誰が見てもトランプ氏有利だ。
トランプ氏は富裕層であるが、若者や、今まで政治から見放されていた国民の圧倒的な支持をえているというのだ。
また、バイデン大統領とは政策が真っ向から違う。アメリカ第一だ。ウクライナ支援も細るだろうし、難民受け入れも厳しくなる。
世界のリーダーであってほしいが、そんな気はないのだ。
年令的にもバイデン氏は劣る。共和党で第2位のヘイリー氏がまともな候補者として支持を高めればこれに越したことはない。
米国民だから最後は両親があると思うが、心配の種だ。
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