2024年1月6日土曜日

南海トラフ地震の合間の能登半島地震か:決して予測されていなかった内陸型地震ではないのだ

6日 NHKニュースより

発生当初は津波高さ5m、3mと予想されていたが実測では1.2mだった。しかし被害が明るみになってくると津波高さも5mに近かったのではないか。女性アナウンサーが「逃げてください」と叫んでいたのも当然だ。

能都半島は地形から海岸線が伸びた地域もある。NHKの朝の情報番組で広島大の専門家がこの付近は数千年で数回今回のような海岸線が伸びる事態が発生していたという。これでは海上からの支援物質の搬入は無理だ。

数年来続くこの付近の地震も京大の専門家は地下からの「水たまり」などの流体の圧力によって岩盤が押されたり割れ目にしみこんで群発地震を発生しているという。

また、新聞によると東北大でこの付近の津波のシミュレーションをやったことがあるという。2022年だ。何故、住民に浸透していなかったのか。

決して専門家が軽視していた能登半島地震ではなかった。被害が明らかになるにしたがって日本海側ではまれなM7.6の地震だったが決して軽視できないのだ。関連する活断層が影響し合うし、近くには志賀原発があり、敷地内を活断層が走っている恐れもあるのだ。今回当初は被害なしだったが変圧器から大量の油が流れたという。

被災された方々、亡くなられた方々の冥福を祈る。まだ行く方不明の方も200人近くおられる。

水、食料、生活必要品の不足が訴えられているが、自衛隊員、警察、消防関係者を始め被災者も助け合って乗り越えようとしている姿に感心する。これからの復興も大変だろう。被災地は高齢化地域、将来を考えた復興が必要だ。

 

0 件のコメント: