2026年7月22日水曜日

高市の「骨太の方針」:問題を先送りし積極財政、結果は「骨細」の危機か

 財政規律で「投資不足」、日本経済低迷と見た高市総理は来年度の方針を「責任ある積極財政」へ転じた。方針転換だ。政策を実行するにあたり消費税減税、軍事費などではその財源問題を先送り、17分野に370兆円を投資するというが果たして民間がついてくるのか。

従来の政権が掲げていた「財政健全化」を無視し、投資をし易くし、運営目標では債務残高の対GDP比を低下させ、PB黒字化も単年度ではなく複数年度でチェックする。ある年度で経済指標が悪くなっても構わないというのだ。

370兆円投資→敬愛成長→税収増を狙う。

しかし問題は長期金利だ。就任時は1.6%だったのが今は2.9%で、金融市場は高市政策を危険視している。

安倍元総理の政策をまねて、リフレ派経済学者を重用し、インフレ下の今も緩和策を継続だ。国民の生活は厳しい。日銀はインフレを危険視し、「利上げ」を臭わすが、政府は「利下げ」で日銀をけん制する。

そういう政府の対応を市場は危険視するのだ。

安倍さんの時のアベノミクスの推進者であるエール大の浜田先生は今の緩和策は間違っているという。

更に緩和策を進め、日本はインフレを加速する。物価高の要因に円安があるが、今163円台だ。投機筋の動くを警戒すると口先介入も効果なし。

高市総理が声高に言う「責任ある積極財政」も財政規律、赤字財政規律がなければ「骨細」の方針で終わってしまわないか。

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