今回の堺市長選結果、本当に大阪都構想は否定されたのか。投票率50.69%、竹山さんの得票198431票で得票率58.4%、西林さん140569票で41.3%だった。この結果から竹山さん票を反対とみると、大阪都構想反対30%弱、一方賛成は20%となる。
地方自治、地方分権の重要性が叫ばれている今、この結果をどう見るか。今回の選挙の背景には維新vs反維新、竹山vs橋下などの権力闘争もあっただろう。
だから、これだけで大阪都構想が否定されたと見るのは早計であるだろう。
今回の争点は、「堺市がなくなるか」だった。今の堺市の財源が都に持って行かれ行政サービスが落ちると訴えていた。
でも、大事なのは、無駄の削減、効率的運営など自治の一元化ではなかったのか。
そう考えると、今回の争点は本末転倒である。
もちろん、これから住民投票が待っている。それまでに争点を明確にして有権者が正しい判断をできるようにすべきである。
そして、決して投票率が50%程度であってはならない。80%近い投票率で賛否を決するべきである。
0 件のコメント:
コメントを投稿