11月7日に開場が予定されている豊洲市場 2016.7.17 |
11月7日の開場を控え、また豊洲新市場の問題点が報道されるようになったが、根本的問題を含んで本当に大丈夫かと心配になる。少し前には集客力が無いので撤退した事業も出ていた。新しい知事が選ばれると早速責任問題が出てくる。
孫が東京に遊びに来てモノレールに乗りたいと言うことで「ゆりかもめ」に乗ることにした。先頭車の一番前に座れたので景色がいい。孫は大喜びだった。
気にしていなかったが豊洲で広大な敷地に建物が建ち並ぶ施設が目に入った。よく見ると「11月7日 豊洲市場開場」と看板が出ていた。これがそうなのかとその大きさに驚く。
ここが問題になったきっかけは土壌汚染が心配されたからだ。確か東京ガスの跡地で有機塩素化合物などの汚染物質に汚染されていたが十分な地質調査もせずに都が購入したという。
汚染土を掘り起こしてきれいな土に入れ替えると言う話も聞いていたがどうなったかは知らない。土壌汚染の専門家は注目していたはずだ、
ところが、メデイアの報道で最近になって市場で働いている人たちから問題点が指摘されている。
一店当たりの面積が狭いためにマグロなどの解体が出来ないという。私も一度築地の市場に行ったことがある。台の上にマグロを置き長い包丁で解体していた。それが狭くなって出来ないというのだ。
それに驚くことに床の強度が700kg/m2で今までのようにやっていると床が抜けるという。仲買売り場は二階なのでそういう問題が出て来たのだ。
又、今は海水で洗浄などしているが移設後は真水しか使用できないので細菌などが繁殖し衛生上悪いという。
製氷能力も低く氷不足で魚が腐るらしい。
地震に興味を持っている私にとっては地盤も心配だ。話によると固い地盤まで18~34m有り高低差が激しいと言うがボーリング調査箇所が少なすぎるらしい。
だとすると折角打った杭が固い地盤に達していないことになる。横浜のマンションと同じだ。地盤も液状化を起こすだろう。側方流動は杭を破壊してしまう。
首都直下地震が心配されている今、正しい情報が欲しい。
又、仲卸業者の85%が移設に反対している。新し意知事がどう判断するか注目したい。
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