東京都知事選は無所属でも立つという小池さん対21区長会の代表から出馬依頼された増田さんとの一騎打ちになりそうだ。幹部に相談もなく出馬表明で批判を受けていた小池さんも都連の内田さんと言葉を交わして挨拶したという。
5日午後の都連会長の石原さんとの会談が予定されていると言うが、石原さんが今まで難局を上手く切り抜けた試しはない。小池さんの方が上手だ。逃げの一手ではないか。
小池さんには早速「政治とカネ」の問題が出て来た。小池さんは反論しているが説明したことにはならない。舛添事件から何も学んでいないのだ。
どうなるのか。
官邸機密費で玉を撃つ手もあるが官邸は批判的だし、内閣改造で約束手形という手もあるが安倍総理が約束するか。総裁選で石破さんに寝返った小池さんにいい感じは持っていないはずだ。
一方、増田さんにも課題がある。
900近い自治体が消滅の危機にあると言ったり、「若者は東京に来るな」、「高齢者は地方移住を」と唱えて東京をどうしようとしているのかビジョンが分からなかった。
知事選に出るのであれば東京のビジョンを示さなければならない。
又、自民党本部も都政にどういうことを期待しているのか。急な知事選で政策のすりあわせが出来ないのではないか。舛添さんの時は推薦する代わりに政策を飲まされた経緯があるし、都連とはギクシャクが続いた。
小池さんだって、国政での活躍の場がなくなったために、活躍の場を求めて都知事に転向では都民は納得がいかない。
自民党に取って最善の手は自主投票で都民の判断を仰ぐ事ではないか。
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