新聞記事によると、最近文系の学部で数学で受験する学生を歓迎する動きが出てきたという。文系で必須になっている大学もあるそうだ。経済を理解するには数学的な素養が必要で入学後に教えているが、受験時に数学を選択してきた学生を選んでいるという。
東洋大では今81%が数学を選択しているらしい。そういう学生は総合力もあり入学後も伸びる。文学部や社会学部にも展開するという。
私も社会学系の本を好んで読んだし、今は「自然は物理法則で動いている」というので物理に関する本を選んで読んでいる。
社会学系の本でも数学は必須だ。数式を多く使って理論を説明している。しかし、著者の中には数式を嫌がる読者のために数式は最小限にとどめたという人もいる。
一方で、物理は数学が大事だ。あのアインシュタイン博士でも相対性理論の証明に天才数学者の力を借りたという記事を読んだことがある。
自然は物理法則で動いているというが、それは数学が根拠にあるのだ。言葉だけで理解されるものではない。
私も高校時代は数学が得意だったが、大学の教養部のときは数Cなどちんぷんかんぷんになった。単位など取れなかった。
そして今、驚いたことがある。孫が中学生のとき高校受験で「じいちゃん この問題が解けるか」と聞いてきた。「何だ」と思ってみて驚いた。私が大学受験時代の問題にそっくりだったのだ。60年以上前は大学受験の問題だったのが今は、高校受験の内容なのだ。
こんなに数学のレベルが上がって、一体何を要求しているのか。母親も「そうなんだ、 全体に教育のレベルが上がっているのだ」という。
そして偏差値評価だ。100点満点で何点かで評価していたが今は違うのだ。
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