ワクチン接種率が低く東京五輪の「中止」が決まる日は、日本が世界から置き去りにされる日?。それが現実になりそうな日が迫っているのだ。組織委員会は ワクチン接種が進まなくても安全、安心な大会を目指すというが、例えワクチンを接種した海外の選手団が日本に来ても、日本では数種類の変異種が感染拡大の要因になっている、本当に安全と言えるのか。
日本での変異株の感染拡大が世界の感染源になりかねない。英国の医学誌BMJが「今夏の東京オリンピック、パラリンピックを再考せよ」と警告している。
メデイアの報道で各地で感染者数の増加が見られ「まん延防止措置」を要望する自治体が増えてきた。20~30代の感染者がい多い。一方でワクチン接種率は1%未満でG7中でも最下位、ワクチン接種に従事する医療関係者でも20%程度の接種だという。医療関係者はワクチン接種会場でのクラスター発生を危惧する。
ワクチン接種率が低いというのでネットで調べてみた。AERA dot.2021.4.13によると、G7国では3位イギリス46%、8位アメリカ32%、15位カナダ15%、20位フランス13%、26位イタリア12.88%、28位ドイツ12.58%そして日本は60位0.76%だ。
日本ではメデイアは「やってるシーン」を放映するが約96万人が終わったという。自治体は接種訓練をするがワクチンが入荷するスケジュールが決まらないという。
そりゃそうだろう。海外のワクチンメーカー頼みだ。ものによってはECの許可待ちと言う。国産ワクチンの開発が遅れているらしい。
新聞では塩野義、第一三共など4社の名前が挙がっているが、開発過程は初期の段階らしい。なんで経済大国日本が遅れているのか。それには厚労省の方針があるらしい。安倍政権以来医療費は削減だ。あの2人の不倫カップルが山中教授のiPS細胞研究にも予算削減を言い渡したそうだが、山中教授が動いて削減は避けることができたらしい。
元をただせば日本でもワクチン接種で副反応による集団訴訟が起きたこともあり、メーカーもワクチン開発を躊躇していたことも要因らしい。
ワクチン接種が進めば東京五輪も安心安全な大会開催が可能だが、この調子では7月開催は無理ではないか。京大西浦教授も警告している。
ワクチン接種が進むイギリス、アメリカがどう動くか。開催の意義より自国の選手団の安全をどう守るかだろう。
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