2021年4月23日金曜日

新型コロナ災害:労働災害のハインリッヒ法則流に言うと1:5:60?

 新型コロナ災害がコントロールできない。「まん延防止措置」でも効果がなく、三度緊急事態宣言発出になった。1回目の緊急事態宣言発出は、安倍総理(当時)の「人との接触を7~8割減らせ」と主導し初めての宣言もあって、効果が期待できた。

しかし今回はどうか、専門家は「慣れ」があり、中途半端な政策では効果がなくもっと踏み込んだ対応が必要と言う。

20、30代の若者の間での感染が拡大、変異種も加わって抑え込むのが難しくなって来た。

思い出すのは労働災害で言われるハインリッヒの法則だ。1つの重大事故の背後に29の軽微な事故があり、その背後に300の異常(ヒヤリハット事例)があるという法則だ。工場の現場では労働安全衛生でよく言われ法則だ。

これを新型コロナ災害に当てはめるとどうなるか。

日本全国での新型コロナ感染者の状況を見ると、死者9816人、入院患者44187人、感染者数553206人とすると、1人の死亡者の背後に5人の入院患者がありその背後に60人の感染者がいるということか。1:5:60の関係か。

これを東京に当てはめると1:3:70になる。ただし入院患者は、入院ばかりでなく宿泊療養、自宅療養、調整中を含める。

大阪府は死者1309人、入院患者数はわからず、感染者数は72250人で1:?:60だ。

新型コロナ災害の法則は死者1:入院患者3~5、感染者60~70と言うことか。しかし、こんな内容では終わらないだろう。もっと重大な状況になって来る可能性がある。


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