40年後の明日、1985年8月12日、日本航空のジャンボ機が群馬の御巣鷹の尾根に墜落し520人もの犠牲者を出した大惨事が発生した。当時に夕方のニュースは墜落場所がどこかで混乱していたが、群馬の御巣鷹の尾根で救助活動に苦労されたようだ。
米軍が救助を申し出たが日本がやるということで断ったというニュースも流れた。米軍に協力依頼していれば多くの人を助けることができたかもしれないという。
今日の朝日新聞によると、原因は7年前の「尻もち事故」で圧力隔壁の修理をボーイング社に依頼したが、それがマニュアルに反した修理だったことで「誰が認めたか」「「誰も注意しなかったのか」が問題になっているらしい。
天声人語では最近になってアメリカから新しいニュースが知りえたことがあると言い、「大事は小事から起きる」と言い、「初めに小さい過ちを潰しておけば大事には至らない」と指摘する。
正論だ。
そして今、広島の広陵高校が甲子園で2回戦に進もうとしていたが、1月に1年生の部員がカップ麺食べたことに2年生部員が暴行を加える事件が発生したらしい。学校側は当時調査し処置していたらしいが、勝ち進むうちにSNSで暴行事件を暴露され、例にもれず誹謗中傷が拡散、学校や生徒に被害が及ぶ結果になり、2回戦を前に学校側が辞退を宣言した。
学校側は高野連などの連絡していたというが、甲子園出場を強行した。これも学校や高野連が初期のうちに適正な判断をしていれば、これほど大きな問題にはならなかっただろう。大きな教訓となるか。
ずるいことをやれば必ず見つかり信用失うのだ。このことが参考になるテレビ東京の番組がある。
太川さん、漫画家の男性、そして番組ごとに入れ替わるマドンナ役の女性タレントが2泊㏢でバスを乗り継いで目的地まで行けるかを競う番組だ。
ある時、相当歩かなければならないシーンになり、スタッフが「ここはロケバスを使うか」と提案した時、その女性タレントが「ずるいことをするとすぐ見つかった批判される」と拒否したらしい。
太川さんは「その女性の一言が番組を長寿番組にした」と述懐していた。
良い事例だ。不祥事が起きてもずるい処置はしてはいけない。皆が見ているのだ。
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