2025年8月29日金曜日

清水・フジテレビ社長、港元社長、大多元専務に50億円賠償請求

 中居氏と元女子アナの不倫騒動で損害があったとして港元社長、大多元専務に総額50億円の損害賠償を訴えた。スポンサー離れで4~5000億円の村議が出たがその一環としての賠償だ。

常識では考えられない賠償額だが、フジテレビHDの強い考えを伝えたようだ。

一見して払えそうにないが、企業の役員になると役員など賠償責任保険に入っているので、その最高額(?)で和解が成立するのだろうが、今回の事案はあまりにも酷すぎるのでどういうことなるのか、ある程度自己負担も必要ではないか。

思い出すのは東電の旧経営陣に対して株主から損害賠償請求がされ、4人(今は3人?)に13兆円の損害賠償が訴えられている。一審では政府の予測の信頼性があるとして15mの津波が押し寄せる「予見可能性があった」と認められたが、2審では予見可能性なしと言うことになった、最高裁でどうなるか。

いずれにしろ、大企業の経営者には相当程度の注意義務が求められるのだ。



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