2011年1月2日日曜日

初詣は川崎大師 飴をなめて「災厄をきる」?
















初詣は川崎大師で、家族の安全と健康を祈願した。2000年代に入って初詣客数では全国で第3位の296万人が参拝する厄除大師だ。帰りに飴を買って「厄を切る」ことにしよう。

娘と従兄弟と家内の4人で参拝した。運動をかねて京急川崎駅から歩いて川崎大師まで行こうと考えたが、従兄弟の持ってきたiPadで地図を開くと3駅分ある。女性軍が電車で行こうと言いだし、京急で行くことにした。

表参道の両側に露店が並び道路脇に置かれたゴミ袋からプラスチック食器や割り箸が氾濫していた。元旦の午後だからなのか、参拝客は少なそうだ。

仲見世通りに近づくと「トントントトントン」という例のリズミカルな音が聞こえてきた。帰り客しか通れないが、参拝者も少なく、お土産の袋も少ない気がする。以前はもっと多かった気がする。

仲見世を横目に不動門の方に向かうが規制されていて、10歩ほど歩いては止まることの繰り返しだ。大山門から献香所から大本堂に向かうが、警察官の「止まれ」「すすめ」の指示に従って進む。本堂では中央部分に参拝者が集中するので、「左側がすいています」と警官が誘導するが動こうとしない。やっぱり気分的にも、参拝は中央がいいのだ。

献香所では、線香の煙がモウモウと立っている。煙に手をかざした年配の女性がお孫さんの頭にポンポンと付けていた。「元気で大きくなれますように」と。

堂内では多くの僧侶が読教し、護摩木が燃やされ炎が上がっている。国家安隠、藷願成就の大護摩供(おおごまく)が行なわれているのだ。

帰りは、仲見世を通る。昔は蛤鍋が主流だったが水質が悪化し採れなくなり、くず餅、ダルマ、せき止め飴の土産屋がとってかわったという。

飴を試食しながら、土産を選ぶ。店員さんに「人出はどうですか」と聞くと「年々減っています。以前は向こうからぎっしり込んでいました」という。1人当たりのお土産単価も少なくなったようだ。

何故、飴なのか。

ここの飴は、水飴にハーブやハッカが入ったのど飴らしいが、門前に何故飴かは、分からない。川崎市のHPによると、「飴を切る」にちなんで「厄を切る」になったらしい。

丁度喉も痛かったし、「災厄を切る」コトを考えてのど飴を買った。

1月の大師様の押し絵が、HPの法話板に載っている。「私達も自ら行動することを怠らず、日々が実践修行の場となるように精進して参りましょう」と教える。
写真上段左:本堂前の交通整理
写真上段右:本堂前で待つ参拝者
写真中段左;大護摩供
写真中段右:集まった参拝者たち
写真下段:チョット寂しい仲見世どうり

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