2011年9月3日土曜日

何時まで続く政治献金スキャンダル、野田新首相にも



いつまで続くんだ! 民主党トップの政治献金スキャンダル。小沢さん、鳩山さん、前原さんに続き野田新首相にも政治献金疑惑が明らかになった。既に報じられていた疑惑ではあるが、改めて野党から追及を受けることは明白で政治空白は免れない。

外国人政治献金が禁止されているのは、それなりに理由があってのことで政治資金規正法違反は、議員資格を失う重大な違反事件であることに間違いないが、どうして政治家は脇が甘いのか。

菅さんも外国人献金疑惑で、返金したと国会で答弁している。返金すれば責任はのがれられる訳ではない。国会は返金したのならその領収書を提示しろと要求するが、菅さんは政治資金報告書に添付するから、それを見ろという。「あるなら出せ」の押し問答の末に「前例がないので出せない」と突っぱねた。その時の国会審議を見ていたが、菅さんに不利なことは誰が見ても言えることだ。

その後、どうなったかは知らないが、次々に政策を打ち出すも内閣支持率は上がらず、法案も成立し一定の目処が付き、菅さんは辞任表明したが、違法献金問題が辞任の大きな要素であったことは間違いない。

メデイアの報道は政局になる事が多いが、9月3日のasahi.comによると、野田さんは2001~2003年に自身の資金管理団体「未来クラブ」に、在日韓国人から3年間で約16万円の献金を受けたという。

MSN産経ニュースによると、在日韓国人2人から計約30万円を受け取った。内容は上記のニュースと同じで、人数が2人になっている。

しかし、いずれも政治資金規正法の公訴時効3年は過ぎて、8~10年前の案件だ。

野田さん自身は、すでに時効になっている案件で問題ないと判断して、代表選に出馬したのだろうか。松下政経塾の1期生だと言うが、政治資金規正法も理解できずに政治家を志したとも思えない。

千葉の「韓日友好イベント」に出席し、政権交代をもたらした衆院選で謝辞を述べた(MSN産経ニュース)というのだから確信犯だ。

野田新首相が、どう弁解するのか注目する。

写真:国会での質問にどう答えるか 野田新首相 民主党HPより

0 件のコメント: