2013年6月30日日曜日

自動ブレーキ装着:追突事故誘発か、防止か

自動ブレーキ装着は追突事故誘発か、防止か。自動ブレーキ装着が高級車に増えていることを知り、今度買い換えるときはカメラで検知する装着車を買おうと思っていた。しかし、レーダーで検知する方式で誤作動による急ブレーキで追突事故を起こした記事が目にとまった(讀賣新聞2013.6.29)。

それによると、タンクローリーに併走されて電波が乱反射し急ブレーキがかかって30kmから10kmに減速したために後続のトラックに追突されたという。首都高での30km走行だから混雑していたのだろう。

昨年11月に開発した新型の自動ブレーキは、割り込み車両を検知するために、横方向の障害物に対するレーダーの感度を上げたという(同上)。

私も29日、所用があって東京―高崎間を環八、関越道を利用した。

一般道、自動車道を問わず、急な割り込みは当たり前、3車線を左→右、右→左に無謀な横断運転をする運転手が多い。スレスレで割り込みされると、事故防止でブレーキを踏むことになるが、後ろを見ると後続車も急ブレーキをかけている。

こんな時に自動ブレーキが作動すると追突事故の可能性も出てくる。全車両が自動ブレーキを装着していれば防げるだろうが、一部の車だけだと危険だ。

更に、後方にもレーダーで電波を飛ばし、割り込み車両にも車間距離が保てないので警告を発する事ぐらいしなければ事故は防げない。

要するに自動ブレーキを使った事故防止は、車両の前後に検知装置をつけ、全車両が装備しなければむしろ危険ではないのか。

それまでは割り込み運転が危ないと感じたときは、クラクションで「危ないぞ」と警告することだ。

私の車には定速走行のクルージングシステムが装着されているが、一度も使ったことがない。ブレーキを踏んだり、アクセルを踏むと解除されると言うが不安なのだ。


検知システムに頼らず安全運転を心がけているが、「どうしてこんな危険な運転をするのか」と不思議に思うことが多すぎる。

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