2014年12月21日日曜日

小渕・パソコンHD破壊工作:小渕優子さんは当選辞退すべきでは

政治資金規正法違反疑惑のかかっている小渕優子さんの事務所が地検の家宅捜索前にパソコンのHDをドリルで破壊する隠蔽工作をやっていることが分かった。悪質極まりない行為に小渕優子さんは衆議院議員当選を辞退し責任をとるべきではないか。

おまけに10月にやった行為が、衆院選挙で当選確定後の12月19日に朝日新聞で報道されたが、1ヶ月以上も後になった事も問題だ。

小渕さんが政治資金収支報告書の不正記載の責任を取って閣僚辞任した後、解散・総選挙になったが、驚いたことに自民党公認で立候補したのだ。この群馬5区は民主党が対抗馬を立てず、小渕さんの一人勝ちになった。

万一、このパソコンHDの破壊による証拠隠滅がもっと早い段階で報道されていれば、小渕さんは立候補辞退に追いやられていたはずだ。

今回のように当選後に悪事がばれたとしても辞退すべきではないか。小渕さん本人がどう関わっていたかは分からないが、関係者がやったこととは言え無謀な違法行為だ。

このままでは今後4年間の議員活動に支障を来すのではないか。国会では責任追及され、外では記者連中に追っかけ回されることは分かっている。

小渕事務所は当初、「地検の捜査に協力する」という意味のことを言っていたが、これでは非協力を証明したようなものだ。

WindowXPが使えないようになったので破棄したなどの理由は通用しない。家宅捜索前の破壊行為は証拠隠蔽以外にない。

おまけに小渕さん本人は知らなかったとは言え、ベビー用品、親族会社への物品購入は公私混同の疑いが濃厚だ。普通なら本人も関与していると判断すべきだ。

小渕さんは一見クリーンに見えるが選挙事務所、後援会は老練な秘書たちで運営されているのだから見かけで判断してはいけない。新聞や週刊誌に記事が載れば直ぐに証拠物件を破棄したり隠蔽することは常識なのだ。

過去には、疑惑が持ち上がって相当の月日が過ぎた頃、地検の家宅捜索が実施されるので、重要な証拠物件は見つからず、「証拠不十分で起訴できず」という結果が多かった。今回も家宅捜索前の破壊行為だ。悪質で許されない。

更に噂だが、小渕さんは世襲議員で相当の金額が裏金としてあると言う。総括責任者(?)だった前中之条町長の折田さんも裏金作りで県政に力を発揮したことも考えられる。

私もこの疑惑が明らかになり、折田さんが「全てが私のやったこと」と町長を辞職した時点で、県政に疑惑が及ぶのではないかと思っていたが地検特捜部はしっかり捜査すべきである。

そして、小渕さんは国会開会前に当選辞退すべきである。議員としての資格はない。


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