2015年6月30日火曜日

今、「解散総選挙」したら、「安保法案で信を問う」大義は十分だが

今、「安保・解散総選挙」をしたらどうなるか。「集団的自衛権行使、安保法案の信を問う」という大義は十分だが、先の衆院選からまだ6か月、傲慢な安倍さんにしても負け戦はしないだろう。

「丁寧な説明」(?)と安倍さんは言うが国民への理解は広まらず、憲法学者のほとんどは「違憲」と断じ、安倍政権の繰り出す「合憲」根拠も無理筋の中で自民党敗北の気配を感じる。

しかし、そんな状況下でもメデイアの報道によると永田町では「安保・解散総選挙」の話が流れているという。反対論で挑戦する野党も今選挙にでもなれば困ることは決まっている。だから野党牽制の狙いもあるだろうし、文化芸術懇話会での百田発言や3人の報道機関弾圧発言は安倍さん寄りの人間が関わったと言うことで自民党内にも緩みが出たと感じたのだろうか、党内引き締めの狙いもあったはずだ。

ところがまずいことに、関係者を処分して沈静化を狙った自民党だが安倍さんをヨイショする議員から不満が飛び出している。一方でリベラルと思えるグループはダンマリだ。安倍系保守vsリベラルでリベラル系から離党者が出ないか。組織が大きくなりすぎると分裂する傾向がある。今、自民党はその時ではないか。

国会審議がもめればもめるほど、憲法学者、有識者、メデイアが反対すればするほど国民の理解は進むのではないか。それが良い方向か、悪い方向かは分からないが。

まだ先の選挙から6ヶ月しか経っていないが、前回の選挙より今回の解散総選挙(?)はその意義は大きい。国会議員を除いて反対する人はいないだろう。

2012年の政権交代、2014年の「アベノミクス解散総選挙」での議席は自民293→290,公明31→35,自公で2/3を確保し勝利したというが「現状維持」だ。原因は野党がだらしなかった。それだけ民主党政権の失政は国民から見放されたままだ。

民主62→73で11人増えたと言っても喜べないのが本音だろう。維新42→41、参院を入れると51人だが大阪vs非大阪の党内対立は橋下さんを抱えている以上は永久に続く構図だ。ところが共産は8→21と大きく躍進した。アベノミクスの恩恵を感じていない層の支持を得たのか。考えがぶれていない、正論を吐く、混迷時は共産は強いのではないか。

そして、今「安保・解散総選挙」をしたらどうなるか。

自民は無理筋の安保関連法案成立に突き進むだろうから自民の議席は減るだろう。その反対票がどこに行くか。

自民は減少し240250と大きく減らすだろう。政権交代時は290あったが自民党政権は他の政権に較べてマシという考えもあるので250を割ることはないだろう。

公明は3035,「合憲か」「違憲か」ではダンマリを決め込んでいるが、選挙には強い。

民主は100~130か。民主は国民の信頼を取り戻せていないことがダメな原点だ。労組系vs非労組系で党内自身も政策の一致点を見い出せないままで弱点をさらけ出すが、自民の反対票はここに集まるしかないか。

維新35位、ここも大坂系vs非大阪系での抗争、橋下系は安倍さんにすり寄る傾向だし、人気も陰りだし信頼も落ちている。候補者が小西さん程度では指示も広まらないだろう。

共産は30位か。先にも言ったように政策がしっかりしてブレていない。高校生などが政治に参加で選挙模擬を行っているが、政党名を隠して政策を比較させると共産党支持が多いのではないか。

今、解散総選挙したら自民党敗北だ。

安倍保守系に駆逐されようとしていた自民党リベラル系の議員はダンマリを決め込んでいたが、安倍人気の陰りで息を吹き返し発言力を強めるか、離党し政界再編に動くのか。政策の節目節目で自民党の大物議員は離党し新しい党を設立した経緯がある。

でも新しい党を設立しても支持が広がらない。自民党に残った議員は2世など世襲議員が多く、とてもじゃないが1流とはいえない。だから力のある(?)安倍さんのような総理が出てくるとすり寄り忖度して行動する。


今は安倍政権、与党の言動を厳しく監視していかなければならない。

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