2017年7月28日金曜日

自衛隊・日報隠蔽事件:憲法9条改正と防衛省のあり方を問う

自衛隊の日報隠蔽事件は、安倍総理の進める憲法9条改正、組閣人事での防衛相のあり方が問われているのではないか。

自衛隊の南スーダンでの日報隠蔽事件は特別監査結果の報告を前に防衛省・事務次官、陸自幕僚長の辞任に続いて27日夕方、不用意発言が続いた稲田防衛相も辞任を決意したという。自衛隊が轟沈された状態だ。

安倍総理は自衛隊が自然災害復旧、復興、海外派遣、緊急事態対応で頑張っているのに自衛隊の存在を認めないのはおかしいと、憲法を改正し9条の二で「自衛隊の存在」を明記するという。

賛否両論あり国を二分する事態になるかも知れない。安倍総理の求心力は落ちているので憲法改正は無理だろう。

一方で、防衛省のあり方が強く問われる事になった。これほど頑張っている自衛隊員とは別に、防衛相は時の内閣のサプライ人事、女性登用の象徴として利用される傾向が強い。

これで本当に良いのか。憲法改正の前に考えるべきではないのか。米国のトランプ大統領も皮肉ったほどの稲田防衛相だった。早い時期の罷免を要求されていたが安倍総理には特別の理由があったのだろう。やっと改造前の辞任になった。


緊急事態にハイヒールを履いて官邸入りする姿に違和感を覚える。

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