2017年7月2日日曜日

都議会議員選挙(4):自民に「不思議な負けなし」

後4時間で都議会議員選挙の開票が始まる。どう見ても自民党が不利だが、自民に「不思議な負けなし」だ。都民ファーストの会が風に乗って票を伸ばしている。「自民接戦か、過半数確保か」の下馬評ではなく明らかに38議席を下回るとの見方だ。

自民劣勢は安倍総理が諸悪の根源で誰のせいでもない。お友達の森友学園、加計学園疑惑事件、唐突な憲法9条改正は「安倍総理のため」としか思えないし、テロなど準備罪の国会強行採決の運営は安倍総理の右翼丸出しだ。

首都圏の議会議員選挙で街頭演説が出来ない。やっと秋葉原でやれたと思ったら「辞めろ」「帰れ」コール、自分の考えを訴えようと出かけたが聞いてもらえないとぼやくが、国会審議ではぐらかし答弁を続けた安倍総理を信ずる人はいない。

秋葉原は若者の街、麻生さんと一緒の街頭演説が定番だったが、今回は麻生さんなし。安倍政権内もギクシャクしているのだろう。

自民党トップ連中が口を開けば票が減る現象が続く。

二階さん、麻生さんがマスコミ批判を強めてきた。「カネを出して新聞を読むか」と言うが国会議員こそ数紙を購読し情報を集めているのではないか。内閣支持率に右往左往している。

「部数を減らしている」と批判する。それは確かだ。若者の新聞離れが続く。でも若者が新聞を読まないから若者の自民党支持率が高率なのだ。分かっているのか。新聞を読み出すと支持率は下がるぞ。

「真実を言わない」「責任をとらない」という。真実を言わないのは閣僚など不祥事を出す国会議員ではないのか。安倍総理だって不祥事の閣僚がでると「任命責任は私にある」というが責任をとったことはない。

そんな批判が評判を落とす要因になる事が分かっていないのか。

今回の都議会議員選挙では「自民党に不思議な負けはなし」だ。

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