2023年8月7日月曜日

秋本、松川、木原さんらにみる「国会議員って何なんだ」:国民のため、国のためではないのか

 オイオイ何なんだ、これが国会議員なのか。全国民の代表であるべき国会議員がこんなことをしていていいのか。国会議員が動けば「背後に何かある」と疑いが出てくる。

「政治とカネ」で自民党は相変わらず不祥事が続く。寺田、秋葉さんをはじめ、今度は外務政務官の秋本さんだ。贈収賄容疑で特捜部が動いている。再生可能エネルギー普及拡大議員連盟」の事務総長として風力発電普及に尽力していたが「日本風力開発」が秋田沖の建設事業で入札に失敗したことから、国会で基準の見直しをせまり、質問した直後に議員事務所で日本風力開発から現金を授与したという。

さらに馬主組合を作り、迂回献金のシステムを作り上げたというから、完全にアウトだ。企業側は馬主組合への出資だからわいろではないという。

寺田さんも秋葉さんも大臣を辞職したが、不祥事の発端は政治資金報告の調査かららしい。自民党議員は何時政治資金がらみの活動をしているのか。

政治資金の心配をせずに国会での仕事をしてほしいという意味で政党交付金が支給されるようになった。自民党には200億円弱の資金がはいっているはずだ。それでも不足でパーテイーなどをやって稼いでいるのか。

松川さんの女性議員だけのパリ研修旅行もSNSでやり玉に挙がった。エッフェル塔の前で3人の女性議員がエッフェル塔の真似をして記念写真を撮ったものを松川さんがSNSに流したらしい。批判が高まったので消去し、まじめな研修だったというが、資金は政党からと個人負担という。しかし政党から資金が出ているのなら国民の税金だ。

こんなことをやったら「まずいぞ」とやる前に考えなかったのか。研修で知識を得るよりも知名度向上に専念していないか。

自民党安倍派の100人が、誰をTOPにするかでもめている。会長代行の2人に対して5人衆が主導権争いか。そこに塩谷さんが座長案を持ち出し自分はつくというのだ。安倍派には知名度のある議員が多いが、いざというときゴタゴタする。塩谷さんが出てきたのも森元総理を潰すためらしい。国会議員でもないのに国会議員を牛耳っているのか。

こんな派閥なら、早く解散し草刈り場になりバラバラで統合した方がいいのではないか。安倍さん死亡後もアベイズム(?)を拡散しようとしていないか。

対中、台湾問題でも考えが統一されているのか。林外相は中国を訪問するという。林さんは外相前は中国との関連が深い議員連盟のTOPだった。外相就任で対中関係を不安視する見方も出て連盟のTOPは止めた。今でも自民党内には訪中に不安を感じているものは多い。

一方台湾有事は日本にとっても大事なことだが、麻生さん、萩生田さん、世耕さんが台湾を訪問している。麻生さんはきょう出発か。台湾海峡の安全、安心の構築というが、中国の反発も不安視されている。

木原さんが妻の警察調査に介入し、捜査を止めさせた疑惑が持ち上げっている。被害者の家族が再捜査を要望しているらしい。こんな疑惑のある政治家を岸田さんは官房副長官として重用しているがこれが支持率下落の一因にもなっているのだ。

デジタル保険証問題の迷走は支持率を落とす要因だ。政府はマイナ保険証の普及で色湯の効率化、質の向上を目指すというが、本当か。河野デジタル相、加藤厚労相は推進派、一方政府は決断を割くお切りし、「聞く耳」を働かして決断するらしい。

反対の考えが多いようだが、一度も国民に賛否を問っていない。

憲法改正、防衛の在り方、防衛費、異次元の子供対策とその予算、など解散総選挙をやるべき時だが、岸田政権の支持率下落でそんな余裕は自民党にないのだ。

さらには自公の選挙協力関係だある。東京都は選挙協力を破棄したが、地方では維持するらしい。創価学会の6000万票の差配が自民党議員の騰落にも大きく影響するらしい。

国会議員は「自分の座」の維持が最優先課題なのだ。



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