2023年8月3日木曜日

今日の新聞を読んで(629):高齢者らの交わる「居場所づくり」の必要性

読売新聞 2016.9.19

 7年前、新聞で「年寄り、高齢者と呼ばないで」という記事があった。高齢者人口と総人口に占める割合の推移」を見ると日本のこうれいかのスピードが速い。65歳以上の高齢者が3461万人になり全人口の27%、高齢化のスピードのイタリア、ドイツの2倍だ。

少子高齢化、年寄り、高齢者が増加、年齢で属性が決まる世の中になった。

私もブログで「今日の新聞を読んで(26):「お年寄りと呼ばないでに同感だ」」という記事を掲載した。私も孫2の保育園の送り迎えしていると名前ではなく孫の名前で「○○のおじいちゃん」と呼ばれた。私はお爺ちゃんと呼ばれる年齢ではないと思っているのだが。

そして今日の新聞を読むと「40年、1世帯2.08人まで減少」という記事が載っている。2023年版厚労白書で、少子高齢化で1世帯当たりの人員が1990年は2.99人、2020年は2.21人、40年には2.08人で単身世帯の増加、人付き合いの希薄化が進むという。

おまけに70年には人口8700万人になる予測もすでに出ている。人口減少が続くのだ。

これから大事な荷はこういう人たちが交われる「居場所作り」が必要なのだという。高齢者や障碍者が孤独感を味わえないようにお互いにまじりあい、助け合いことが必要なのだ。これがこれから襲ってくるだろう巨大な災害時に役立つのだ。

だからといって高齢者が若い人たちの足を引っ張っているわけではない。町を見渡すと役立っている高齢者も多いのだ。福祉施設の送迎バスの運転、小学校の見守り、公園の掃除、公衆トイレの掃除、公園の精祖い、駅前に自転車整理、そして町の掃除は一戸建ての高齢者が担っている。家の玄関先を掃除するのだ。

6時半ごろになると公園で数人が集まってラジオ体操している。これはいいことだ。

仕事を止めると、周りに人がいなくなる。新しく周辺で仲間を集めるのは大変だ。とりあえず防災訓練などから参加してみようか。

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