2023年8月4日金曜日

日大アメフト部・違法薬物所持容疑:理事長はじめ法学部、危機管理部の教授は何をしている

 またまた、日大アメフト部員が不祥事を起こした。覚せい剤、大麻の薬物所持疑惑が発生したのだ。まずいことに大学が知って警察に通報したのが2週間後で、薬物を大学が保管していたのかという疑惑と理事長は貴社の前で「今までの情報では確認されていない。はっきりすれば話します」といいながら、家宅捜索が始まっても記者会見せずだ。

2018年のアメフト部の「悪質タックル」事件でも事件の取り扱いにモタモタした。

当時の理事長も逃げの一手だった。法学部の教授もいるし危機管理部の教授もいるマンモス大学で、何故、きちんとして動きができなかったのか。今回も同じ疑問がわいてくる。何ら危機管理のできていない大学なのだ。学問が実際に役に立っていないのだ。

まだ不祥事がある。2021年には当時の田中理事長が脱税で逮捕され有罪判決を受けた。当時、田中理事長の不正はメデイアで明らかになっていたが、記者会見を避けたのはこういった不祥事に質問が集中するのを嫌がったためか。

そして今回の違法薬物所持事件だ。一人の部員が個人の保管庫の保持していたらしい。

どうして強豪で歴史のある日大にアメフト部にこんな事件が続くのか。先の事件で監督、コーチが一新され新しい監督が就任したというが、2年前に監督も交代しOBが監督に就任したという。ここら辺も再発に関係があるのか。

2022年に新しい日大を目指し卒業生の林真理子さんが理事長に就任した。巨大組織の日大の改革ができるかと不安も上がっていたがその通りになったか。

本来なら、疑惑が上がったときにわかっている範囲で早急に記者会見し、その後新しい事態になったときにも記者会見することが本来の理事長の責任ではないか。林理事長も日大という組織防衛に走った感がする。






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