2024年8月18日日曜日

昔、蚊帳の中は暑苦しく嫌だった:今は蚊帳はなく、シマウマ模様が虫よけに

朝日新聞(2024.8.18)の天声人語で「蚊帳の中は暑苦しく嫌だ」という寺田寅彦博士のエッセーが紹介されている。私も小さい頃は夜寝床をつくる時は、蚊よけに蚊帳をつるしていた。蚊帳の中に入る時は、蚊が入らないように入り口を激しくゆすって素早く入るのだ。

それでも蚊が入っているのだろう。ブーンという音がして、パチンという音がする。誰かが蚊を叩いているのだ。

蚊取り線香も必需品だった。円形の蚊取り線香が一晩で燃え尽きるように設計されていた。杉の葉を乾燥粉砕し、成型する。当時は重要な産業だった。でも今も犯罪されているからなくなったわけではない。

その後技術が進み、電気蚊取器が主流か? 今でも窓にシート状のものをつるし「蚊 来ない」と女性がCMをやっている。

蚊取り線香も今でも私は重宝している。庭仕事をし汗が出てCO2が放散されると蚊が寄ってくる。腰に蚊取り選考が入った金属の器をぶら下げていると虫よけの効果がある。

ところが、その天声人語の中で面白いことが紹介されている。

放牧している牛は蚊や虫が寄ってくるので頭や尻尾を振ってしきりに振り切ろうとする。ところがシマウマ模様にするとその行為が改善するのだそうだ。白黒の縞模様が虫よけに効果があるというのだ。実験でも証明されているし、実施している業者もいるらしい。

そうだとすると、白黒のストライブの模様の付いたシャツを虫よけに効果があると謳えば、商売になるのではないか。

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