STAP細胞に浮上した疑惑 毎日新聞WEB版 2014.6.12 |
STAP細胞は小保方さんが作成したとされ、弁明記者会見では「作成に200回成功した」「STAP細胞はあります」と声高に主張していたが、それでは一体どんなマジックを使ったのか。
ES細胞の混在を専門家が指摘したのは、STAP細胞論文発表直後からだったと思う。小保方さんはすがすがしい、堂々とした態度で論文発表記者会見に臨んでいたが、今から思えばあの姿は何だったのか。今回の疑惑を微塵も感じさせない姿だった。
「生物学を冒涜する研究だ」と大家に批判されたとも言っていた。
そして、「明日失敗したらもう実験は止めようかと思って5年が過ぎた」という言葉は私たちに感銘を与えた。しかし、それも成功していればの話だった。
理研の身内、東大からSTAP細胞を否定する報告が続くことを考えると、理研はもっと詳細に調査し国民に報告する責任があるのではないか。
今、理研は丹羽さんら6人が、STAP細胞の検証実験を行っているというが、人件費、材料費などを考えるとコストがかかる。得体のしれない研究にカネをかけていいのかという考えもある。
その検証実験もうまくいっていないというニュースを聞いていたが、なんと5月下旬から小保方さんが実験に立ち会っているというのだ。
どう言うことか。弁護団は「精神的に不安定な時期に、論文撤回の同意を求められた」とか、毎日新聞WEB版(2014.6.12)によると、一連の疑惑報道でコメントを求められた弁護団が「主治医より「静養に努めること」と指示を受けている」と不可解な言い逃れをしている。
でも検証実験に立ち会ってアドバイスできているということは精神状態も正常なのではないか。
はっきりしてほしいのは、STAP細胞実験がアイデイアどうりの結果が得られなかったのでES細胞を加えて成功したように繕ったのか、「実験結果は本物だ」というように何故かわからないがそういう結果になったのか。
小保方さんが「成功したいがために、私はES細胞を混ぜた」と白状する日が来るのか、それとも理研の検証実験で「STAP細胞は再現できなかった」となるのか。
それとも1年後に、非常に確率が低いがES細胞、iPS細胞では説明できない現象がみられたということにでもなるのか。
それにしても小保方さんは、これらの疑惑にどう答えるのか、答えられるのか。一番よく知っているはずの小保方さん自身が黙っていてはわからない。自分に不利なことは黙って、主張したいことばかり弁護団に話しているのか。
理研がどう幕引きをするのか注目だ。
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