2014年6月6日金曜日

STAP細胞の「不都合な真実」?

STAP細胞の「不都合な真実」が明らかになるのだろうか。Nature誌への論文撤回でSTAP細胞は白紙になり、幕引きの動きもあるが理研の責任、この論文の疑惑までなかったことになる訳ではない。

これほど日本の科学界の信用を失墜させた事件なのだから再発防止するためにも理研は事件の全体像を明らかにすべきである。

今まで小保方さん、笹井さんの弁明記者会見があったが、肝心なことはわかっていない。

(1)  このSTAP細胞論文もアイデイアは正しかったのか。バカンテイ教授、大和教授のアイデイアとも言われていたが、何故若干31歳の小保方さんが論文の執筆になったのか。

(2)  小保方さんはSTAP細胞をひっさげてどうして理研に来たのか。

(3)  若山研究室で初稿を書き、science誌に投稿し拒否された。その理由は何か。電気泳動画像の改ざんだったという報道もあったが真実は。

(4)  Cell誌にも投稿したが断られた理由は何か。

(5)  そしてnature誌への投稿となった経緯は何か。nature誌とは年間7000万円の取引があり無理押しした経緯があるのか

(6)  STAP細胞をひっさげてきた小保方さんを笹井さんが特別扱いして囲い込み、今回の疑惑だらけの論文になったという情報もあるが、その背景には何があったのか。

(7)  そして一番の問題であるSTAP細胞が存在するのかという問題だ。

(8)  当初から、専門家の間では「ES細胞が混在したのではないか」という指摘はあったが、その後の解析でSTAP細胞遺伝子データにES細胞と TS細胞を併せ持つデータの可能性が出て来たこと、若山さんの提供マウスとは違う別の遺伝子が第三者機関の解析で判明した。実際に混ぜたのか。

(9)  更に論文の基本部分の裏付けがなくなる論文と実験計画書、実験ノート間での記載内容が著しく異なること理研の調査で分かってきた。その真相は?

(10)そして、肝心なことでもあるがSTAP細胞作成法が不明確で再現が出来ない。小保方さんの酸性液での処理、バカンテイ教授の酸性液処理+細い管を通す方法と2種類が発表されているが、いずれの方法でも再現に成功していない。その理由は何か。自分自身のレシピでは理由にならないのではないか。


これらの真実を知っているのは小保方さんだ。小保方さんがどこまで真実を公開できるかが問題だろうが、理研は国民の税金で運用されている。国民に真実を話す責任があると思うのだが。

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