2019年6月2日日曜日

自動運転列車の「想定外」の逆走、方向転換の「継電連動装置」で何があったのか

横浜の新交通システム「シーサイドライン」で自動運転の列車が「想定外の逆走」し、15人の重軽傷事故を起こした。どうも新杉田駅での進行方向を切り替える「継電連動装置」に異常があったのではないかと思うが原因はわからないという。

そもそも逆走は想定していなかった事態で26.5m逆走したらしいが、直近の5月30日の点検ではブレーキの目視で「異常なし」だったらしい。

いつも大きな事故が発生すると、会社の記者会見で直近の点検では異常がなかったという。でも異常が発生したのだ。点検のやり方、点検項目が不十分だったのではないか。

結果論だから何でも言えるが「進行方向の切り替え」装置に関する点検は必須条件ではなかったのか。

これから自動運転は各方面で展開される。車の自動走行だ。新交通システムは決められた軌道の上をゴムタイヤで走ることだが、公道での車の自動走行はいろんな技術、安全の確保が大事だ。米国では自動運転の試行中に人身事故を起こしたという。

応用技術の進展は急速に進んでいるが、問題は人間によるフォローが出来ているかどうかだ。「想定外」で責任回避してはならない。



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