嘘か本当か、アメリカとイランとの間で緊張が高まる中で米国の無人偵察機をイランが公海上で撃墜したことに対しトランプ大統領がいったん攻撃命令を出したが、決行10分前にトランプ大統領が中止命令を出したという。
その理由がアメリカが攻撃した場合のイランでの死者数が150人と聞いて、無人偵察機一機の損失に対してあまりにも犠牲者が多かったことらしい。万一攻撃していればそれだけでも世界の批判は大きい。
26日からG20首脳会談も予定され「保護主義」とともにエネルギー安保でトランプへの批判は高まるだろう。
でも考えてみよう。「10分前」とは危機一髪の状態ではなかったか。トランプ大統領はどんな仕事をしていたのか。攻撃命令を出したために逐一状況を判断するためにたまたま執務室にいたのか。
そして現場への攻撃中止命令がどういう経路で伝えられたのか。こういう事態だから各部門のトップは待機していたためにスムーズな命令系統になったのか。
一歩間違えれば大変なことになる。
アメリカもイランも戦争はしたくないという。米国はけん制のために軍事行動に出ていたが戦争まではいきたくなかっただろう。今回のトランプ発言もけん制の意味合いが大きかったのではないか。それにしても危険な状況にある。
G20首脳会議でもエネルギー安保が主要課題になったようだ。アメリカのトランプ大統領の意をくんで仲介役を買った安倍総理のイラン訪問だったが緊張を緩和するどころか緊張を高めた安倍外交だった。G20首脳会談でどう弁解するのか。
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