2019年6月18日火曜日

警官襲撃事件を考える:防犯カメラの存在が犯罪防止に効果がないのか

街中に設置されている防犯カメラの存在が犯罪防止に効果がないのか。またまた大変な事件が起きてしまった。街中で一番安全と思われる交番が襲われたのだ。警察官は重傷のようだが、犯人の行動は事件前後から防犯カメラの映像に記録されているのだ。

一歩、家の外の出ると住民の行動は監視されているのだ。防犯カメラを避けて行動するのは至難のことだ。どうして犯罪抑制に効果が薄いのか。

犯罪現場では発生前後から異常行動、姿から犯人と思われる人物が特定でき、犯人の行動をたどっていけるのだ。街中の防犯カメラ、コンビニ、銀行、郵便局、商店、マンション、駐車場付近には必ず設置され「防犯カメラ作動中」の表示がされている。公共交通機関では駅での出入り監視されている。

車だとICの出入り、駐車場、ショッピングセンター、そしてNシステムと監視網が張り巡らされている。

こういった監視システムの技術は向上しており、多くの通行人の中から指名手配で顔認証のある人物をピックアップできるし、多くが通行する場所での異常行動もチェックできる。経験のある警察官が犯人の顔を記憶しておいて路上の通行人から逮捕したり、チョッとした異常行動から薬物の取引を見破ることも監視カメラでできるのだ。

ある刑事さんが「昔は足で情報を集めたものだが最近は捜査方法も変わった」と嘆いていたが、基本は刑事さんの足だ。

犯罪者の心理は理解しかねるが、街中に設置されている防犯カメラ(監視カメラ)の存在を忘れてはいけない。少しでも犯罪防止に役立つことを祈る。

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