2019.6.18 22時24分ごろ 民放テレビ 地震情報より |
テレビ画面が急に地震情報に代わり、日本海側で津波1mが発生するという。地域によっては「到達」「すぐ来る」「午後11時ごろ」と表示され、アナウンサーは「1mの恐ろしさを思い出せ」「2,3波と来る。1回目より大きい場合もある」「海岸に近づくな」と繰り返す。
しばらくの間,震源がわからなかったが、「山形県沖、M6.8、深さ14m」とわかった。テレビの地図表示では山形県と新潟県の県境だが酒田から南西に50kmの日本海と言う。酒田、村上では震度6強の強い揺れだ。
地元の人の話では最初ドーンと突き上げるような揺れの後、しばらく横揺れが続いたという。典型的な直下型地震だ。
さっそくtenki.comで山形県沖地震の発生状況を調べてみた。
2019.6.18 22時41分 M4 震度3
2019.6.18 22時22分 M6.8 震度6強
2010.7.18 M3.6 震度1
2010.5.14 M3.1 震度1
2008.7.28 M2.9 震度1
余り起きていないが、M7.7が30年以内の発生確率ゼロ%の予測が出ている。
しかし、この辺は活断層が点在する変動帯 日本海東縁変動帯が能登半島から北海道西方にかけて存在している。
活断層&活火山 最新Hざーどマップより |
45年前の1964年には新潟地震M7.5、1983年には日本海中部地震M7.7の大きな地震が起きている。
北米プレートとユーラシアプレートの境界で東西方向に押される逆断層型の地震が発生しているのだ。今回の地震は山形県沖地震というより新潟地震と見た方がいいのではないか。
日本列島「巨大地震史」 全網羅マップより |
内陸型地震、火山活動と周辺は騒々しい。特に「ひずみ帯」でひずみも蓄積し、いつどんな地震が発生するかわからないのだ。
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2012.2.10掲載
佐渡で震度5強:日本海側でも巨大地震の可能性?
yamotojapan.blogspot.com/2012/02/blog-post_10.html
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