立憲民主は枝野代表の辞任で再起をかけての新しい代表選びに入ったが、新聞に載った代表選で名前の挙がる顔ぶれを見ると、長妻さん以外は「希望の党」を経て国民民主あるいは無所属を経て立憲に移ったいわゆる「渡り鳥」ではないか。泥船の民進党から当時は勢いのあった小池「希望の党」に移った連中だ。
こんな連中に一体何ができるというのか。一層の事、立憲民主の党名を変えて出直した方がいいのではないか。
今回の選挙で当初、専門家は140議席と言っていたが、開けてみればマイナス15人、「サルよりも劣る」専門家の予測だった。
確かに枝野さんは創業者だ。御多分に漏れず一存でやりたいことを決めていたフシがある。共産党との共闘もその一つだろう。私は共産党との共闘に賛成だが、連合や労組を含め異論が出たようだ。
それでも共産との共闘に踏み切ったことでマイナス15人にとどまったのではないか。そうしなければもっと多くの議席を減らしたかもしれない。
それでも枝野さんが不人気と言うことは民主党政権時の「悪夢」(?)が有権者の頭をよぎるのか。官房長官として放射能汚染地区からの逃避経路に批判が強かった。
また、今回の選挙で自民党とともに「世代交代」が言われた。野党とは言え、一時は政権の座に就いた。総理、閣僚経験者も多いが、そういった人たちは古い世代かもしれない。
一挙に若者となるとどうなるか。全国的知名度が低ければ次の参院選も苦戦だろう。
政治の世界で既成政党の自民党などを離党し、新しい党を立ち上げるが成功する例は少ない。あの小沢さんだって離党、設立、解党を繰り返したが今回の選挙で小選挙区で落選した。不満はあっても「がまん」して自民党にくっついて日ごろの活動をやっていた方がよかったのかもしれない。
「渡り鳥」議員は信頼性に劣るか。新しい代表選ではしっかり考えるべきだ。
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