ロシアのウクライナ侵攻は早、3ヶ月が過ぎ、一進一体を繰り返しどちらが優位なのか判断が難しくなっている。長期化をさけ停戦を狙うマクロン大統領、シュルツ首相は和平交渉を目指しプーチンと電話会談を繰り返すが、ウクライナのゼレンスキー大統領は「譲歩はしない」と果敢にロシアと戦う。
ところが兵器の供与、戦費支援を行っていた米、バイデン大統領に今、変化が見られる。解決には「外交しかない」と言い出した。
今後ウクライナ侵攻はどうなるのか。バイデン大統領が先に手を上げるか。戦争ともなれば専制主義が民主主義に勝るのだ。
6月危機が噂されるプーチン、兵器、兵士不足おまけに士気が低い。作戦の稚拙さで一進一退、兵士の死傷を少なくするためにカスピ海からミサイル攻撃で重要施設を手当たり次第に破壊する。
国内はどうか。政権、軍部内での不穏な動き、国民の嫌戦意識の高まり、国内経済は制裁の効果が出てきたようだ。しかし支持率は80%と高い。ウクライナへの侵攻はメデイア規制で「正義の戦争」と見られているが、何時まで続くか。
米国のハイマース供与にプーチンは警告を発する。しかし、バイデンはロシア本土への攻撃が出来ないように射程を80kmに制限した
一方、米のバイデン大統領はプーチンを「権力者の座にとどめない」といったり、ロシアを弱体化をするといっていたが、最近は「外交でしか解決できない」といったり、「ただ苦しめるだけの長期化は望まない」と。
直接参戦は出来ないが、兵器の供与、戦費の支援などウクライナ支援の姿勢だが、ウクライナ侵攻に対する「正義の戦争」も米国民には理解されない。支持率は40%、米国民は経済雇用を第一に考えている。戦争なんてたったの3%だ。
特にインフレは8%と高い。FRBは利上げでインフレ対策を優先する。
特に気になるのが、11月の中間選挙だ。噂では共和党が優位と言う。「トランプ再び」か。ウクライナ対応をやっていても票にならないのだ。
「専制主義vs民主主義」の戦いと言うが、時際にはゼレンスキー大統領が専制主義と戦っているのだ。
そのゼレンスキーも「欧米がはしごを外す」ことに警戒している。戦争と言うことになると専制主義のほうが民主主義より勝るのだ。
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