朝日新聞(2022.6.4)「戦車の必要性は」戦場での優位性に戦車が必要かと言う内容だが、財政的面で防衛省と財務省が対立している。日本も中国、ロシアの行動、発言を考えると外交ばかりでなく「軍事的行動」も必要になるか。
毎日のウクライナ情勢をテレビや新聞で見ると、ウクライナ軍のいない街を縦横に走り回るZマークのロシアの戦車、一方でウクライナ軍に攻撃され爆発するロシアの戦車、ロシア側のミサイル攻撃でウクライナの街は瓦礫化する。
ウクライナのミサイルが黒海に駐留するロシア艦隊を撃沈するニュース、ロシアの渡河作戦を壊滅するウクライナ軍だが、ロシアの無差別ミサイル攻撃で街のインフラ、民家、高層住宅、住民が避難している施設が破壊されるシーンは見ていて耐えられない。
東部戦線でもロシアの優勢が伝えられるが、欧米からの兵器の供与が実践で役立つ6月中旬にはウクライナの反攻が期待できるという。戦車と言うよりも遠距離を攻撃できる重火器兵器だ。一方、ロシア軍は兵器不足で旧式な戦車を前線に投入するというからウクライナ軍には有利だ。
そうなると又、プーチンは「核兵器の使用の可能性」をチラつかせベイデンを揺さぶる。バイデン大統領はプーチンのエスカレーションにおびえて、弱腰になる。
地上戦に戦車は有効化? 防衛省は必要と言うが、財務省は寄り安価な小型機動戦闘車はどうかと言う。
以前、新聞で一基960万円の携帯型ミサイルで1台4億円の戦車を破壊するという。戦車の被害が続くロシア軍は旧式な戦車を投入しなければならなくなっているというのだ。
日本も米国の最新兵器の導入が続く。安倍元総理はトランプ元大統領に会うたびに高額な兵器の購入をお土産にした。イージス艦、イージスアショアなど本当に役立つのか。
北がミサイルの発射をするが、イージス艦はどう行動しているのか。スピードが速い、低空を飛ぶ、察知に時間がかかるなど迎撃が難しいことを上げている。北海道の半島沖に着水した事例があるが、何故迎撃しなかったのか。
日本も離島防衛が重要になってきた。自衛隊施設の設置もされている。離島では戦車が役立つか。財務省は小型機動戦闘車1台7億円の方が最新式戦車1台14億円より効果があるのではないかと言う。
しかし防衛省は戦車も有効と言う。防衛費は対GFDP比1%の枠を超え、2%が要求されている。駐留米軍には思いやり予算が提供されているが、万一の時に米軍が日本を守ってくれるのかは半信半疑だ。「自分のことは自分でやれ」が米国の本音ではないか。
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