2024年11月11日月曜日

総理大臣決選投票:小異を捨てきれず政局をつくれなかった84議員

総理決選投票で石破さん221票、野田さん160票、無効84票で石破さんが総理に、第一回目の投票でも石破さん221票、野田さん160票で野田さんが9票積み上げたことになる。

維新の会38票、国民民主28票が一回目投票だったが、決選投票では無効票84票になった。66票に18票が加わった。

維新の会、国民民主は終始代表の名前を書いた。自分たちが野田さんを支持すれば244票になり野田総理が誕生していたのだ。大きな政局を逃したことになる。

石破さんが総理を続けるか、野田さんが新しい総理になるかで政局はどう変わるか、わからない。しかし、裏かね問題、旧統一教会問題、政治資金規正法改正などで政治改革が進んだはずだ。

野田さんは民主党政権時、野党の安倍さんと党首討論で、「いつ解散か」と問い詰める安倍さんに「政治改革を約束すれが明後日解散します」と宣言したのだ。

解散総選挙で野田さんは「前に進めるか、後戻りするか」の選択選挙だと国民に問うたが、国民は安倍自民党を選び、「後戻り」を選んだことは安倍政権を見ればわかる。

いま政治改革で必要なのは、脱安倍、脱自民だ。

無効票となった議員は政治を動かす資格がない。大局で行動すべきで小さな自党に拘ってはいけなかった。


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