またまた、COP29がアゼルバイジャンの首都バクーで開催された。2015年のパリ協定から10年になる。しかし産業革命前から1.5℃上昇を抑える目標は危ない。
欧州連合気象情報機関コペルニクス気候変動サービスによると、24年の平均気温は1.5℃を超し1.55℃高くなっている、23年は1.48℃だったという(朝日新聞2024.11.10)。
一方、IPCCはオーバーシュートシナリオを発表いったん1.5℃を超えると元の戻るのが困難という。生物多様性、海面上昇、大西洋南北熱塩循環に支障をきたし、100年単位で異常が続くらしい(朝日新聞2024.10.27)。
CO2削減計画はどうなっているのか。各国が計画している削減計画に沿っても温暖化は防止できないという。排出量第2位のアメリカはトランプ前政権時に離脱し、バイデン政権で復帰したが再びトランプ政権ではどうなるか。削減計画が公平でないというのが理由だった気がする。
化石燃料はロシアのウクライナ侵攻でロシアから天然ガスなどの輸入が難しくなって欧州では化石燃料に復帰、原発も再稼働となった。トランプ氏は化石燃料推進者だ。
一方途上国経済支援はどうか。22年では280億ドル、25年までに380億ドルというが難しいか。必要支援額3600億ドルというから途方もない額だ。それを新興国は取り合いになる。
では、温暖化原因説はどうなのか。CO2人為説で対応が続くが、アラスカ大学の赤祖父先生は自然現象説を唱える。5/6は自然変動説、1/6がCo2説を唱える。先生に言わせれば今は小氷河期から温暖化に地球が回復しているのだという。
自然変動説なら巨額な資金で温暖化対策をやっているのは無駄と思う。今のようは気温上昇は昔も経験したという報文を読んだことがある。
もう一度自然現象説を検討したらどうか。
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