「立候補は当選を目標にしなきゃいけないんだと思い込むんでいる常識をちょっと覆したい」とN党・立花氏はいう(2024.11.21)。立花氏の選挙期間中の行動は「斎藤氏の悪者論」が「悪くはない同情論」へ変えた影響は大きい。そのために不利だと考えられていた斎藤氏を当選に追い込んだ。「神風」という。
今回の選挙は斎藤氏への告発文書が「ウソ八百」と断定した斎藤氏が、公益通報者保護法で保護されるべき事案であったが、斎藤氏は副知事に犯人捜しを指示した。副知事は厳しい調査で犯人捜しをした。保護法違反で議会は百条委員会を設置、調査に乗り出した。
その間、議会は全会一致で斎藤氏へ不信任案を突き付け、斎藤氏は職を辞した。
その県知事選に斎藤氏が立候補し、予想に反して当選した。
有権者は立花氏の言動、SNS情報を過信(?)し、公明正大は選挙を歪曲化する結果になり、問題を残すことになった。
議会は百条委員会を継続し、調査結果をまとめ報告する予定で、次の百条委員会に集積するように要請したが斎藤氏は全国知事会開催が予定されているので欠席を通知したという。
専門家は百条委員会への出席を優先すべきだという。当然だ。
若者が政治に参加することは大事だが、選挙情報をどう入手するかは有権者の資質の問題だ。有権者の質が落ちると、候補者、当選者の質も悪くなり、行政サービスも悪くなる可能性が大だ。
立花氏のような特異な人材には注意すべきだ。
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