2024年11月16日土曜日

トランプ氏の「偉大なアメリカ再び」?:アメリカ国内問題か、世界の民主主義のリーダーか

トランプ氏は大統領選を「 偉大なアメリカ再び」を掲げ、予想通り圧倒的多数で大統領に返り咲いた。共和党もトランプ共和党の様相だ。世界の民主主義を守るリーダー的存在よりも国内の貧困、インフレと戦った。

選挙後の今、トランプ政権の閣僚や人事が話題になっている。今回の選挙での功労者、共和党員より身内の人間を人事で優遇している。あたかも最後のお礼というのか。

本当にウクライナ侵攻を終わらせることができるのか、それとも威勢を張っているだけか。閣僚、側近人事などではウクライナに否定的な人材を登用している。選挙中の発言はプーチンを喜ばす内容もあったが、プーチンはトランプを恐れているのか。

万一、支援から撤退することになると、今までの巨額な資金援助、兵器の供与はパーになる。アフガニスタン撤退でもわかるとおりだ。

多国間協調路線よりも二国間協議を優先する。デイールが好きなようだ。

プーチンとはどんな議論になるのか。ウクライナがNATOに加盟することを嫌っている。素手の電話会談したとアメリカのメデイアは報じたが、ロシアは否定している。内容がリークするのを嫌っているのか。

一方、ゼレンスキー大統領はアメリカの支持が亡くなればピンチだ。これまで大きな犠牲を払っての戦争だ、領土分割など考えられない。NATO加盟も大きなテーマだ。

西欧諸国に代わって民主政治、自由経済を守るために戦っているという自負がある。欧州だって黙ってはいない。

トランプ氏が簡単に言うようには解決できない。下手をするとロシアが次の手をうってくる。ソ連邦消滅で独立した国はたくさんある。

処でアメリカは強いのか、弱いのか。

バイデン政権はロシアが起こって戦争拡大するのを恐れて、及び腰だ。戦争拡大を防ぐためにロシア国内を攻撃できるミサイルの使用は拒否している。核戦争を心配しているのだ。

共和党人事などでウクライナ侵攻を支援する人間が少なくなっている。上、下院ともに共和党優勢だから心配だ。マスク氏は政府効率化省のトップに就くらしい。ウクライナ支援を非効率として撤退でもするのか。

また、世界の民主主義、自由経済を守る気があるのか。世界がトランプ政権の姿勢に注目している。







っての戦争だ。


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