2014年5月31日土曜日

民主党分裂のすすめ(2):「海江田おろし」より分裂を

野党再編の次の段階は、民主党の「海江田おろし」より、分裂ではないか。日本維新の会の分裂に始まり、今政界は再編に向け動いているように見える。次は民主党の分裂が必要になるのではないか。海江田代表主張の「再編軸は民主党」では、他の野党が寄ってこず、民主党は仲間はずれにされる運命だ。

新聞報道によると、海江田代表は「止めるつもりはない。自分で決める」(深層News2014.5.30)、「一過性の政変はパット消えていく。民主党こそ再編の核になる」(読売新聞2014.5.31)と相変わらずの民主党核の再編を目指すようだ。

存在価値の薄れている海江田代表は何に拘っているのか。

「1年後に成果がなければ責任を取る」とは、どういう意味だったのか。「いろんな受け止め方がある」(海江田)というが、普通なら代表を辞めることではないのか。民主党支持者はどう考えているのか。

ここで又、騒げばお家芸の党内抗争と取られかねず、輿石さんあたりが「続投」を言って支持しているのではないか。生活の党の小沢さんの関連も出てくる。

しかし、これは過去の遺物だ。新しい民主党を目指すのであれば脱却しなければならない。

私は、「小異を捨て岡田さんで団結したらどうか」と説いたが、それが出来なければ、潔く分裂すべきではないか。

分裂の動きが出てくれば、海江田―輿石側に付いていては不利と判断する輩も出て、まとまってくるのではないか。


ごちゃ混ぜは、また抗争の種になる。

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